電気・ガス・水道・下水道
電気
田舎でも余程の山の中など特殊な所でない限り電気は問題なく使えます。
台風などの自然災害時においては枝などが電線に絡まり時折停電を引き起こしますがごく稀です。
ただし、雷は落ちやすいので注意が必要です。
都会で落ちる雷は「ピカッ!」と光ってから「ゴロゴロゴロ」となりますが、田舎では「ピカッ!」と光るのと同時に「パーン!」と近距離で大砲を打たれるような衝撃が走ります。
私も初めて田舎で雷にあった時に座っていた椅子から転げ落ちました。(一瞬何が起こったかわからなかったのです。)
大きな雷が落ちやすいと停電も起こりやすくなります。
また、雷が怖いのは電気製品もダメにしてしまうこと。
我が家も、一瞬で電話とテレビとパソコンをやられました。
今は「サンダーガード(amazon/楽天)」という便利な商品が出ていますので高価な電化製品にはこれを使いましょう。
ガス
田舎の場合、ガスと言えばほとんどプロパンガスです。
各家庭に銀色のガスボンベが設置してあります。
都会で使っていた都市ガス用のガスコンロなどは使えませんのでご注意ください。
ボンベだからといって不便ではありません。
使い方は都市ガスと一緒です。
ただし、ガスボンベは中身が減っていきますので定期的にガス会社が点検して入れ替えてくれます。
よほど荒い使い方をしない限り定期点検前にガス切れになる心配はありませんのでご安心を。
料金は都市ガスよりも比較的高めになります。
よく料理をする人は都市ガスに比べ料金がだいぶ上がりますのでご注意ください。(圧力鍋などを使用して時間を短縮すると経済的です。)
水道
公共の水道がひかれているところは田舎ではほとんどありません。
基本的に田舎では井戸水がおおく用いられます。
各家庭ごとに地下から電気でくみ上げます。夏は冷たく、冬は暖かいので助かります。飲料水としてももちろん大丈夫ですが、こんなご時世ですので浄水器を設置している家庭が多いようです。
利点は水道代が「無料」というところ。
電気でくみ上げていますので電気代はかかりますが気になるほどの金額ではありません。
下水道
想像の通り汲み取り式です。
いわゆる「ボットン便所」です。
溜まってきたら、汲み取り業者に連絡して取り除いてもらいます。
いわゆるバキュームカーです。汲み取り式の場合、気になるのが臭いです。
しかし、現在では換気設備や芳香剤などで大部分はカバーできます。
洋式便座もありけっこう快適です。
どうしても、汲み取り式はいやな場合は自分で浄化槽を設置することもできますが高価なうえ、維持費もバカになりませんのであまり現実的ではありません。